2010年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます。

遂に00年代が終わり、10年代が幕開けしました。

みなさん、あけましておめでとうございます。


昨年も、このマイナーブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

本当に、書いてる本人が「読んでる人に何の意義があるのか?」と心底思ってしまいます。w


今年も、おそらくこのペースでいくとは思いますが、何かの縁ですので訪れた際には優しくスルーして下さい。つまらない際には叱咤激励をお願いします。


先日、大磯にて医師の色平哲郎先生と同じく医師のスマナ・バウナ先生の講演を聴く機会を頂きました。


その講演の中で、色平哲郎先生が紹介していた詩を紹介します。

これは宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」をモチーフに現代社会への痛烈な風刺をしている詩です。



「雨ニモアテズ」

雨にもあてず

風にもあてず


雪にも

夏の暑さにもあてず


ぶよぶよの体にたくさん着込み

意欲も体力もなく

いつもぶつぶつ不満を言っている


毎日塾に追われ

テレビに吸い付いて遊ばず


朝からあくびをし

集会があれば貧血を起こし


あらゆることを自分のためだけに考えて

かえりみず


作業はぐずぐず

注意散漫し

すぐに飽き

そしてすぐ忘れ


立派な家の

自分の部屋に閉じこもって


東に病人があれば

医者が悪いといい


西に疲れた母があれば

養老院へ行けと言い


南に死にそうな人あれば

寿命だと言い


北にけんかや訴訟があれば

眺めて関わらず


日照りのときは冷房をつけ

みんなに勉強勉強と言われ

叱られもせず

怖いものもしらず

こんな現代っ子にだれがした




2010年はこうならないように生きたいものです。

本年も宜しくお願い致します。

正月 bugi拝



*写真は本日の地元。雪が道に吹きだまり、運転が大変です!!

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