2011年11月7日月曜日

過ぎ去りし夏…   とっくに。

今夏、僕は台湾に行きました。気持ちいいほどの暑さ、中原中也だって想像しないくらい僕の汗は「さささらと、さらさらと流れているのでありました」

夜中、独りで無性に思い出すのです。庭園の美しさ、通りの活気、市場の匂い、ビールの旨さ、女性の魅惑、枚挙に暇が無いです。

でも現実は秋、しかも晩秋。気がつけばスタッドレスのCMがバンバン流れ、それを見ながら鍋をつつき、ストーブの給油ブザーに不満顔をしている僕がいる。


嗚呼光陰矢のごとしとはよく言ったもの、誕生日だって過ぎてしまいました…

これといって不満があるわけじゃないけど、なんかスッキリしない毎日です。


こんなときは「唇に歌を持て、心に太陽を持て」です。



現実の不満は歌が吹き飛ばしてくれるはず!




Blog Top #17


嘗ての栄華という”過去”を思わせるより
むしろ輝きを増し続けている”今”に不気味さを感じた。


その時、僕の周りの空気が一瞬凛とした。



@酒田市 本間美術館