2008年3月8日土曜日

王宮の朝

一昨日から親友の礼くんが家に滞在しています。

彼はシタール奏者で、家に来ても熱心に練習を欠かしません。

朝はちりとてちんをみて、手作りチャイを飲み、おもむろにシタールを手にとるのです。

そんな中今日僕は目を覚ましました。
徐々にはっきりとして来る意識の中、その音色は軟水の様に身体に染み渡り、眠気とは違う心地好さをもたらしてくれました。

遥か昔インドの王子も何処からか聞こえて来るシタールの音色にゆったりとした朝を迎えたかもしれません。

こんな贅沢な朝を迎えたのは僕にとっては初めてで、それはそれは幸せなのでした。

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